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消費者金融は大手を選ぶべき?

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ビジネスウーマン
日本では数多くの消費者金融業者が存在しておりますが、全国に店舗を構える大規模事業者から1店舗しかない小規模事業者まで、事業規模は大きく異なります。
当ページでは“規模”にフォーカスを当て、サービスの違い・メリット&デメリット等について見ていきたいと思います。

消費者金融業者収益ランキング

大手消費者金融と呼ばれる業者の年間営業収益は以下の通りです。
※2019年3月時点の営業収益を掲載しています。

名称 営業利益
(単位:百万円)
SMBCコンシューマー・ファイナンス 281,805
アコム 203,636
アイフル 115,328

2019年3月期に於ける年間営業収益では「プロミス」などを運営するSMBCコンシューマーファイナンス株式会社が圧倒的な1位を獲得しています。
SMBCコンシューマーファイナンス株式会社の母体はご存じ三井住友ファイナンシャルグループであり、規模・総資産が頭一つ抜きん出ている点が大差の理由でしょう。

次点で、CMでもお馴染みの「アコム」が続いています。
アコムは業界初の自動契約機(むじんくん)を導入するなど消費者金融業界のパイオニア的な存在でしたが、三菱UFJフィナンシャル・グループと2004年に資本提携・2008年に連結子会社となりました。

アイフル」は1967年に創業した消費者金融業者で、アコムと並んで業界の上位をひた走ってきた存在です。
CMでの“どうする?アイフル~”や“分かってる~アイフル!”などのキャッチコピーが特徴的で、2020年現在では“愛がいちばん。アイフル”のフレーズを用いています。
前述した2業者に比べると売上はやや下がりますが、トップ3の中では唯一銀行系グループのバックアップや連結等が無い消費者金融業者です。

なんと最短3分で審査完了
プロミス
ノンバンク
プロミスのサムネイル

プロミスの魅力としてスピード特化の審査・30日間利息無しが挙げられます。
最短3分審査(※1~2)はお急ぎのシーンにマッチするのは言うまでもなく、30日間利息無しで利用することが可能(ただし、初回利用であること及びメールアドレス登録とWeb明細利用の登録が必要)ですので、まずは試しに使ってみたい・審査に通るのかを知りたい等でもおすすめです。
18歳から74歳まで(※3~5)と、幅広い年代で利用が可能という点も大きな魅力ではないでしょうか。
(※1)WEB申込みの場合
(※2)申込み時間や審査により希望に添えない場合もあり
(※3)申込時の年齢が18歳および19歳の場合は収入証明書類の提出が必要
(※4)高校生(定時制高校生および高等専門学校生も含む)は申込不可
(※5)収入が年金のみの方は申込不可

プロミスフリーキャッシング プロミスの詳細はこちら
原則、在籍確認無し
アコムカードローン
ノンバンク
「アコム」のサムネイル

大手消費者金融「アコム」も30日間利息無料を実施しています。
さらに、在籍確認を原則実施しておりませんので、大手消費者金融ながら「手軽に利用できる」という魅力があります。
(※電話での確認はせずに書面やご申告内容での確認を実施)

家族にバレたくないという方はインターネットからの申込みであれば連絡先・連絡方法を指定できるため秘匿性も◎です。
最短20分で審査結果が分かりますので、詳細ページ・公式ホームページの方もご確認のうえ、検討してみてはいかがでしょうか。

アコムカードローン アコムの詳細はこちら

大手消費者金融でも金利や審査時間、審査内容等が異なりますので、比較して検討したい方は是非詳細ページの方もチェックしてみてください。

規模でサービスは異なるのか

SMBC アコム アイフル
審査 最短30分 最短30分 最短20分
金利 4.5~17.8% 3.0~18.0% 3.0~18.0%
借入限度額 1~500万円 ~800万円 ~800万円
借入期間 ~6年9か月 ~9年7か月 ~14年6か月
店舗数 951 1,000 870

※上記は2019年12月時点の情報です。

上記は金融機関の大まかなサービス内容をまとめた表です。
金利や審査スピードについては大きな違いが見られませんが、店舗数については差が見られ、さらにネット申し込みの可否やATMの設置数なども異なります。
つまり、事業規模によって“利便性”が大きく異なると考えます。

人員の確保がしっかりなされていればその分審査はスピーディーに行われますし、お金を引き出せる場所が多ければ多いほど便利です。
ただし、必ずしも大手消費者金融の方が良いとは限りません。
なぜならば、大手消費者金融には以下のようなデメリットがあるためです。

デメリットその1~審査が厳しい

貸金業法に於いて金利や書類提出の条件などは定められているものの、審査基準については金融機関側の裁量に委ねられています。
大手になればなるほど審査が厳しくなる傾向にあり、より属性・年収に左右されやすいです。

デメリットその2~法的措置が早い

万が一返済が滞ってしまった場合、当然ですが金融機関側は法的措置を検討します。(法的措置とは、内容証明や支払督促・差し押さえといったように、文字通り法に基づいて債権を回収する手段のことです。)

ただし、裁判になりますと多額の費用が掛かりますしお金が無い人から回収することは現実的には難しいため、金融機関側は措置を講じるか否かを慎重に検討せねばなりません。
しかしながら、大手場合は資金が潤沢な上、実際に貸し出す会社と回収するための会社(債権回収会社)が分けられていることが多いため、比較的早い段階で法的措置が採られるケースが多いです。

柔軟性で選ぶなら小規模事業者

大手には「信頼性は高いが審査が厳格」という特徴がみられます。
また、銀行と提携を結んでいる大手消費者金融の場合、同時に申し込むと審査に落ちてしまう可能性がありますのでご注意ください。
柔軟性やスピードで選ぶなら小規模運営の消費者金融、安全性や条件面で選ぶなら大手の消費者金融といったように使い分けると良いでしょう。

虫眼鏡を持った女性
大手消費者金融は全国にATMが設置されているため、返済と借入がしやすいという利点があります。
しかしながら、最近ではコンビニATMと提携する消費者金融が増えておりますので、後者に関しては昔に比べてさほど大きな問題ではありません。
利便性よりも条件・柔軟性で選ぶことをお勧めいたします。
監修者のイメージイラスト
監修者情報
木村 秀幸
ファイナンシャルプランナー2級・宅地建物取引士・行政書士・商簿記2級保持者。士業系事務所勤務の経験を活かし、数多くの金融系サイトの監修・執筆を手掛けた実績を持つ。