学生ローン

学生ローンとは、文字通り大学生を対象にした金融商品です。
商品名として使われていることもありますが、銀行のカードローンや消費者金融によっては18歳から利用が可能なため、学生が利用できるローンを総称して学生ローンと呼ぶこともあります。
当ページでは学生ローンの概要をはじめ、学生でも利用できるカードローン等をご紹介してまいります。

学生がお金を借りる方法

笑顔の学生たち

「出かけるための洋服が欲しい」
「好きなアーティストのライブに行きたい」
「友達と旅行したい」
といったように、学生には楽しみや誘惑が数多くあります。

一方で、学生の本分はあくまでも勉強であり、学校が休みの日や終業後にアルバイトをしてなんとか稼いでいるという方が大半ではないでしょうか。
学生の内は大きく稼ぐことが難しいためか、お金を借りてもっと遊びたい・欲しいものを手に入れたいと考える方は多く、中には学生を対象にした金融商品が存在しています。

学生がお金を借りる主な手段としては、学生を対象にした貸付サービスである「学生ローン」と、学生でも利用ができる「消費者金融のカードローン」、クレジットカードのキャッシング機能などが挙げられます。

学生ローンの概要

学生ローンと名の付く金融商品では「カレッヂ」「フレンド田」「マルイ」が有名で、共に高田馬場に事務所を構える中小消費者金融です。
まずは各社の借入条件について確認してまいりましょう。

業者名 年齢 金利 融資可能額 在籍確認 親権者の同意
カレッヂ 18歳~ 15.0~17.0% 1,000円~50万円
フレンド田 18歳~ 12.0~17.0% 1~50万円 未成年のみ有
マルイ 18歳~ 12.0~15.9% 1~100万円

学生を対象にしているというだけで、収入条件(総量規制)や金利は消費者金融とさほど変わりませんが、融資可能額については消費者金融より少なめです。
また、業者によっては職場への在籍確認や親権者の同意が必要になるため、内緒にしたい場合は慎重にサービスを選ぶ必要があるでしょう。

なお、カレッジではセブンイレブンと契約をしているため、全国のセブン銀行ATMで借入と返済ができるというメリットがあります。

学生でも利用可能な消費者金融

収入さえあれば、学生でも利用可能な消費者金融もあります。
例えば「プロミス」「アコム」「SMBCモビット」等では学生や主婦でも利用することが可能であり、保証人も必要ありません。

業者名 年齢 金利 融資可能額 在籍確認 親権者の同意
プロミス 18歳~ 4.5%~17.8% ~500万円
アコム 20歳~ 3.0~18.0% 1~800万円
モビット 20歳~ 3.0~18.0% 1~800万円
※プロミスの場合、申込み時の年齢が18歳又は19歳だと収入証明書類が必要で、高校生(定時制高校生および高等専門学校生も含む)は申込不可

前述した学生ローンと比べますと、利用可能金額が高く、最低金利も低くなっておりますが、あくまでも利用できる枠は収入によって決まります。
アルバイト学生のほとんどが年収100~150万円かと予想しますので、利用可能枠は30~50万円が現実的なラインではないでしょうか。

なお、民法改正で成人年齢が引き下げられたことを受け、プロミスでは18歳から単独で契約が可能となりました。
ただし、高校生(定時制高校生・高等専門学校生含む)は利用不可となり、18歳・19歳の場合は収入証明書類の提出が必要です。

バレずに借りる方法

悩む大学生

学生のほとんどが「親に内緒で借りたい」と考えているのではないでしょうか。
結論から申し上げますと、バレずにお金を借りることは可能です。
内緒で借りる際は以下の点について気を付けるようにしてください。

ポイントその1~親の同意について

まず、サービスの利用に際して親の同意が必要かどうかについて確認をしましょう。
民法が改正されたことで18歳から成人となる(制限行為能力者ではなくなる)ため、単独で契約を締結できるようになりました。
そのため親の同意は原則不要なのですが、業者によっては今もなお同意書への記名押印を求めるケースがあります。

ポイントその2~カードの送付について

学生ローンやカードローンの場合、キャッシュカードをATMに差し込む→借入・返済をするというケースが大半です。
各サービスで利用できるキャッシュカードは、お申し込み後に郵送又は店舗(若しくはキャッシュディスペンサー・専用ATM等)にて受け取る必要があります。
家族が代わりに受け取った場合、消費者金融への申し込みがバレる可能性がありますのでご注意ください。

なお、大手消費者金融であれば原則アプリから申し込みが可能(カードレスタイプ)なため、郵送物でバレる心配がありません。
バレたくないのであれば、カードレスタイプや店舗受取で対応するようにしましょう。

ポイントその3~在籍確認について

アルバイト先への在籍確認については、実施されるケースとされないケースがあります。
例えば、数か月分の給料明細や源泉徴収票を提出することによって免除されたり、WEB申込の場合は在籍確認が必須だったりと、業者によってまちまちです。

勤務先と良好な関係が築けているのであれば問題ありませんが、勤務先の経営者が親族であった場合は注意する必要があるでしょう。

業者名 親権者の同意 スマホ申込 在籍確認
プロミス
アコム
SMBCモビット 無(※)
カレッヂ
フレンド田 未成年のみ有
マルイ
※WEB申込の場合は在籍確認が必要

計画的に利用しましょう

学生ローンや消費者金融(カードローン)は学生でも利用可能ですが、10代から20代前半はまだまだ精神的に未熟であり、無計画に利用してしまう恐れがあります。
総量規制によって年収の1/3が限度とはなりましたが、例えば30万円を金利15%・2年間で返済という借入条件の場合、毎月15,000円(最終月のみ2,419円で合計利息は47,449円)を弁済してゆかねばなりません。

欲しいものがあればしっかりと資金計画を立てる、もしローンを利用するのであれば返済計画を立てる等で対応するようにしてください。

学生であってもキャッシングは可能です。
ただし、あくまでも借入であることを意識し、無理の無い範囲で利用するようにしましょう。
借金返済のために大学を止めざるを得なくなったというケースもありますので、まずはお金に対して正しい知識を身に着けることが大切です。
監修者情報
木村 秀幸
ファイナンシャルプランナー2級・宅地建物取引士・行政書士・商簿記2級保持者。士業系事務所勤務の経験を活かし、数多くの金融系サイトの監修・執筆を手掛けた実績を持つ。