NTTカードソリューションとは

音楽や買い物を楽しむ人たち

NTTカードソリューションとは、デジタル地域通貨事業・電子マネー事業・ICカードソリューション事業・プリペイド事業などを展開するNTTのグループ企業です。
独自に電子マネーの発行もしていますが、電子マネーに特化したギフトサービスの提供がメイン事業と言えるでしょう。

1984年創業という長い歴史を持ち、1990年に「全国共通図書カード」・1999年に「QUOカード」を販売するなど、ギフト券の前線を走ってきたパイオニア的存在です。
近年では「EJOICAセレクトギフト」という独自の電子ギフトを発行しており、今もなお高い存在感を放っています。

依然として高いギフト券需要

全国共通図書カードやQUOカードと聞くと「なんだか古臭い」という印象を受ける方も多いかもしれません。
しかしながら、ビジネスやお祝いを受けたことへのお礼など現金を渡すのが憚られるシーンにおいては、ビール券やAmazonギフト券といった商品券はお返しの品として今もなお多く用いられています。

一方で、発券タイプのギフトカードは直接受け渡しをしなければなりませんし、使えるお店が近くになかったり、百貨店に売っているものは割高で買いたいと思うものがなかったりと、使える場所が限定的です。
そのため、近年ではインターネット上のショッピングモールでも使用可能な「電子タイプのギフト券」が人気を集めています。

Amazonギフト券が贈り物として人気である点については言うまでもありませんが、地域性やオリジナリティを出したい、使用方法を限定したい(図書カードの電子ギフトなど)といったシーンではマッチしないこともあります。
そんなときはNTTカードソリューションの電子マネー事業「EJOICAセレクトギフト」がおすすめです。

EJOICAセレクトギフトの概要

EJOICAセレクトギフトサムネイル

EJOICAセレクトギフトはNTTカードソリューションの発行する電子マネーです。
直接、電子マネーとして店頭や通販サイトなどで使うことはできず、受け取ったEJOICAセレクトギフトを専用ページにログインし、他の電子マネーギフトに交換するという仕組みとなっています。 2021年8月現在、以下の電子ギフトとの交換が可能です。

Amazonギフト券 / nanaco / WAONポイント / dポイント / Pontaポイント / 楽天Edy / App Store & iTunes ギフトカード / GooglePlay ギフトコード / NET CASH / 図書カードネットギフト / JCBプレモデジタル / モバイルSuica / Vプリカ発行コード / 出光キャッシュプリカ / リンベルイーギフト / カエトクカード / HMV Gift Card / Amazon図書商品券

EJOICAセレクトギフトは発券タイプ、Eメールタイプがあり、発券タイプは自由にデザインを行えるなどのカスタマイズ性もあります。
さらに、普段よく使うサービスのポイント又は電子マネーに交換できるので使い道に困らないという点もメリットとして挙げられます。

謝礼としての活用がおすすめ

アンケートや来場プレゼントなどの謝礼をメインターゲットにしています。
厳密には、現金を受け取った場合贈与税の対象となってしまいますが、電子マネーであれば贈答物という扱いになるので原則非課税です。(※令和3年8月時点での税制です)

ただし、EJOICAセレクトギフトを利用するには会員登録が必要であるため、取引先や親戚へのお祝いなどで渡した場合、受け取った側が面倒に感じてしまう恐れがあります。
年配の方、目上の方に対しては、従来通りのカードタイプの方が喜ばれるかもしれません。

プレゼントとして人気のギフト券

また、EJOICAセレクトギフトは企業をメインターゲットにしているサービスであり、料金の一覧表はなく、取引量や発行タイプに応じて個別に条件を設定する形です。

受け取った場合どうする?

EJOICAセレクトギフトを返礼品や贈り物として受け取った場合は、前述した対応ギフト券に交換した上でご使用ください。
いずれも需要が高いギフト券ですので、きっとマッチするギフト券が見つかるはずです。

目ぼしいギフト券が無い・現金に換えたいといったケースであればやはりAmazonギフト券がおすすめです。
そのときに欲しいものが無かったとしても、Amazonであれば日用品や生活必需品の購入に充てることができます。

また、現金化目的であればAmazonギフト券に加え、iTunesカード又はGooglePlayカードがオススメです。

受け取る側にメリットがあるサービス

スマートフォンを見ながら笑う女性

NTTカードソリューションの電子マネー・EJOICAセレクトギフトは、「好きなギフト券を選べる」「用途に応じて利用できる」など受け取る側に多数のメリットがあります。
一方で、個人では買いづらい・目上の人には贈りづらいなど、贈る側にとっては一定のデメリットが確認できました。

アンケート協力の謝礼・懸賞品など、大口のギフト券を出来るだけ安く、利便性の高いものを用意したい企業にオススメのサービスではないでしょうか。