Amazonギフト券買取の仕組み
Amazonギフト券買取って換金率がめちゃくちゃ高い印象なのですが、業者側は儲かっているんですかね?
どういう仕組みで成り立っているのか知りたいです!
もちろん利益が得られるように運営されているぞ!
Amazonギフト買取は、利用する側と買い取る側双方のニーズが絶妙にマッチしているのだ。
Amazonギフト券は額面の80~95%と、非常に高い換金率で取引されています。
業界を全く知らない方から見たら「どうしてこんなに高い換金率なのに商売が成り立っているのか」と疑問に思うのではないでしょうか。
当ページでは、Amazonギフト券買取の仕組みとそのビジネスモデル、どのように利益を得ているのか等について解説してまいります。
金券ショップとイメージは同じ
ビジネスモデルとしては、金券ショップやチケットショップ等と大きな相違はなく、根本的には同じ仕組みと考えていただいて差し支えありません。
簡単にいうとAmazonギフト券を額面よりも安い金額で買い取り、ユーザーには買い取った金額よりも高く買ってもらうというイメージです(例:10,000円のAmazonギフト券を9,000円で買取り、それを9,500円で売却することで500円の利益が得られる)。
Amazonギフト券買取業者と金券ショップの大きな違いとしては、取り扱っている金券の種類の数が挙げられます。
Amazonギフト券買取業者は電子ギフト券のみの取り扱いであるのに対し、金券ショップは全国のデパートや小売店で使える商品券、ビール券、図書券、切手など様々な商品を扱っています。
つまり、Amazonギフト券しか取り扱っていないAmazonギフト券買取業者が安定的かつ継続的に利益を得るには、とにかく多くの取引が必要となるのです。
独自の販路を確立している
前述した通り、Amazonギフト券買取業者は買い取っただけでなく、それを確実に売却しなくては商売になりません。
しかしながら、そんなにも大量のAmazonギフト券(1件あたり500円の利益と仮定すると、50万円の利益を上げるには1000件の取引が必要)を実際に売ることは可能なのでしょうか。
実は、多くの業者では自社販売以外の販路を複数確保しています。
例えば、Amazonで商品を仕入れているせどり業者・転売業者等への「卸売り」です。
当然ですが、10,000円のものを10,000円で買うよりもAmazonギフト券を使って9,500円で仕入れたほうがコストを抑えることができますので、双方にメリットがあると言えます。
また、同理論は一般的な企業にも当てはまります。
電化製品やPC周辺機器をはじめ、事務用品や消耗品など、Amazonではビジネスに関するありとあらゆる物を購入することができますので、経費削減のためにまとめてAmazonギフト券を購入するという企業も多いのです。
両者のニーズがマッチ
言うまでもなく、ある程度の取引量がなければ事業として成立しません。
前述した通り、仮に1枚あたりの利益が500円で月50万円の利益を目指すとしたら、約1000枚ものAmazonギフト券が必要となる計算です。
1日あたり57件の取引が必要となりますので、安定して利益を得るには大量のAmazonギフト券を日々スピーディーに買い取ることが絶対条件と言えます。
こうした背景からも、Amazonギフト券買取というサービスは「1分でも速く1枚でも多くのAmazonギフト券が欲しい買取業者」と「1分でも速く1円でも多く現金が欲しい利用者」のお互いのニーズが絶妙にマッチしていることが分かります。
さらに、Amazonギフト券買取はインターネット上で完結するサービスですので、店舗で運営するチケットチョップよりも運営コストを抑えることが可能です。
こうしたビジネススタイルが、Amazonギフト券買取の高換金率・ハイスピードを生み出しています。
Amazonギフト券の買い方
Amazonギフト券は公式通販サイト以外でもさまざまな場所で購入することができます。
それぞれ購入可能なカードタイプや支払方法が違いますので、詳しくは以下の表をご確認ください。
購入場所 | 購入可能タイプ | 支払方法 |
---|---|---|
Amazon公式 | E-mailタイプ カードタイプ 印刷タイプ 商品券タイプ チャージタイプ |
クレジットカード |
コンビニ 薬局 家電量販店 他提携店舗 |
カードタイプ 印刷タイプ 商品券タイプ |
現金 |
オークション 売買サイト |
E-mailタイプ | 銀行口座から入金 |
LINEギフト | E-mailタイプ | 銀行口座・コンビニATMからLINEペイへチャージ |
現金化のためにAmazonギフト券を購入する場合、「正規ルートで安全に買える」「クレジットカードが使える」という二つの理由から、Amazon公式サイトでの購入をおすすめいたします。
購入の流れ
Amazonギフト券を購入する手順はとてもシンプル。
あらかじめ購入したいタイプや金額を決めておけば、10分もかからずにAmazonギフト券を入手できるでしょう。
1公式サイトでギフト券を選ぶ
Amazonの公式サイトにアクセスし、検索バーに「Amazonギフト券」と入力し、検索を行います。
現金化に利用する場合は、電子メールで送信できる「Eメールタイプ」がおすすめです。
2金額を設定
ギフト券の金額を設定します。15円から1円単位で設定可能です。
3支払い完了後、メールでコードが届く
金額を設定したら受取人の情報を入力します。
現金化に利用する場合は自分のメールアドレスをいれてください。
支払い方法を選択し、購入手続きを完了すると基本的に5分以内にメールが届きます。
ポイントでアマギフは買える?
クレジットカードやアプリのポイントを活用してアマギフを買う(交換する) ことは可能です。
現金に近い特性で好きなものを買えるアマギフは節約家の方から人気を集めていますが、クレジットカードの場合は保有しているカードによってアマギフ交換の可否が変わります。
また、一部ではポイント付与率が低いカードやアマギフを買おうとするとレートが悪くなるケースがあるので注意してください。
アマギフをGETできるクレジットカード
ポイントでアマギフを買えるクレジットカードは以下の通りです。
- 三井住友カード
- セゾンカード
- セディナ(OMCカード)
- オリコカード
- dカード(※)
- アメリカンエクスプレス(AMEX)
- JCBカード(※)
- エポスカード
- ANAカード
- JALカード
- YAHOO!JAPANカード
- 楽天カード
- ビューカード
- ニコスカード
ポイント還元率の高い人気カードでもアマギフを買えないカードが多数あるのでご注意ください。
気になるクレジットカードがあれば、必ずポイント交換先とアマギフの交換レートを確認してください。
Amazonのヘビーユーザーでアマギフを買えないクレジットカードを使っている方は、カードそのものの見直しを検討してみるとよいでしょう。
おすすめのクレジットカード3選
ポイントでアマギフを買いたい方に向けて、ポイントが貯まりやすくて優遇が大きいクレジットカードを3つご紹介します。
Orico Card THE POINT
年会費無料でポイント還元率は常時1%。
さらに入会後6ヶ月はポイント還元率2%になるほか、Amazonを含めた豊富な特別加算ポイントプログラムが用意されています。
もちろん、貯めたポイントは1pt=1円相当のレートでアマギフを買えます。
Amazon Mastercard
Amazonとの提携クレジットカードなので、Amazonとの相性が抜群です。
ポイントそのものがAmazonポイントで貯まるのでアマギフに交換することなく買い物ができるほか、Amazonでの買い物はボーナスポイントの加算があります。
また、ゴールドカードは空港ラウンジなどゴールドカードならではの特典に加え、年会費4,900円のAmazonプライム会員を無料で利用できる特典付きです。
新規ご入会で最大6,000円分のAmazonクレジットカードポイントプレゼントされるので、アマギフが欲しい方というよりも、Amazonのヘビーユーザーの方にマッチするでしょう。
ポイント還元率はAmazon以外の決済でも1%貯まるので、ザクザクAmazonポイントを貯めることができます。
さらに、支払方法にAmazon Mastercardを指定すると、プライム会員ならいつでも+2.0%、プライム会員以外の場合+1.5%ポイント還元率がアップします。
そのほかにもAmazonではギフト券購入時に適用できるキャンペーンを定期的に開催。
お得に購入するために、公式サイトの情報をチェックしてみてください。
dカードゴールド
dカードはdocomoのスマホの支払いでポイント還元率10%になるほか、豊富なポイント加算プログラムを用意しています。
年会費が1万円かかりますが、上手に活用すれば簡単にポイントで年会費以上の還元を受けられます。
もっともポイント付与が大きいのはスマホ代なので、家族で複数台の契約をしている世帯主の方におすすめです。
貯まったポイントはアマギフに交換することなく、Amazonで直接使えるように変わって便利になりました。
なお、dカード、AmazonMasterCard、JCBなどのAmazonで直接使えるポイントの場合は、アマギフのように困った時に売って現金化することができないので注意しましょう。
ポイントアプリでアマギフGET
ポイントの貯まるアプリやサイトで貯めたポイントの大半はアマギフ交換が可能です。
上手に活用すればお金を使わずにアマギフをゲットできるので、興味を持った方は是非挑戦してみてください。
全般的に新規会員は貯まりやすくて500円程度までは数日でゲットできるケースが多くなっています。
ただし、長く続けると手軽な案件は少なくなってゆく点にご注意ください。
ポイントアプリでの還元ポイントの相場は以下の通りです。
アプリインストール | 20~50pt |
---|---|
ゲームをチュートリアルまでプレイ | 20~50pt |
アンケート | 所要時間1分あたり1~3pt |
有料サービスの利 | 課金額に対して80~200% |
一切お金を使わずに活用する場合は、アプリインストール関連とアンケートが中心になります。
私が金券ショップで対応したお客様からは、5千円のアマギフを半年ほどかけて完全無料でゲットした話を聞きました。
ポイントアプリは案件の更新にいち早く飛びつく必要があり、案件の更新が多い時間帯にログインできて、コツコツ作業するのが得意な方に向いています。
無料で始められるので、興味があったら気軽にチャレンジしてみてください。
取引時に必要なもの
取引の際に必要なものってありますか?
用意しておいた方が良いものがあれば知りたいです!
Amazonギフト券買取は「古物の売買」にあたるため、業者側は利用の際に身分証を確認しなければならない!
逆にこの手続きをしていない業者は危険なので、注意してほしい。
古物営業法では、1万円以上の取引をする場合は身分証明書の確認が義務付けられています。
これを「本人確認手続」といい、多くのAmazonギフト券買取サービスでは、初回利用時に身分証明書の提示を求めています。
2回目以降は不要としている業者が多いのですが、初めてそのお店を使う際は原則必要となりますので、あらかじめ用意しておきましょう。
各業者によって細かい違いはありますが、身分証は以下の条件を満たしていなければなりません。
- 顔写真付き(免許証・マイナンバーカードなど)
- 氏名・現住所・生年月日が記載されている
顔写真付きのものを持っていない、引っ越したばかりで住所変更がまだお済みでない等、条件を満たした身分証を用意できない場合は、公共料金の明細書などの別途添付で対応している業者もあります。
もしご不明な場合は、ご利用前に業者に確認しておきましょう。
必要書類・情報の提出方法
なお、身分証明書は原本確認をしなければならないという訳ではありません。
そのため身分証の郵送や直接店頭での提出は不要であり、多くのAmazonギフト券買取サービスでは、画像データ(jpg・pngなど)やスキャンデータ(PDFファイルなど)を申込みの際にアップロードまたはメールで送信する等の方法を採っています。
また、売却したいAmazonギフト券も手元にご準備しておくと取引がスムーズです。
Eメールタイプの場合はギフト券の実体(実物)がありませんので、ギフト券の「コード番号」を業者側に伝える形となります(各買取サイトの申込フォーム、または申込後に送られてくる自動返信メールにギフト券番号を登録)。
ただしカードタイプや印刷タイプの場合は発送の必要があり、有効期限が切れているAmazonギフト券は買取ができませんので、それぞれあらかじめ確認しておきましょう。
上記の通り、Amazonギフト券買取は「本人確認が可能な身分証明証」と「売りたいAmazonギフト券」の2点のみでOKだ!
当然だが買取金を振り込むための銀行口座も必要となる。
希望する口座番号もメモしておくと良いだろう。
様々なメリットがあるサービス
Amazonギフト券買取は金券ショップに近いビジネス形態・仕組みと言えますが、インターネットで完結するため、利便性と振込速度、換金率においては優位と言えます。
また、クレジットカードのショッピング枠現金化方法として利用できる点もAmazonギフト券買取の大きなメリットです。
Amazon公式からクレジットカードで購入できますので、購入から売却まで全ての取引をインターネット上ですることができます。
このように、Amazonギフト券買取は従来のクレジットカード現金化よりも安全かつ好条件、さらにはスピーディーに現金調達が可能です。
不要なAmazonギフト券を処分したいという方も、できる限り好条件で現金化をしたいという方も、ぜひ検討してみてください。