公的融資の活用

初心者マークを掲げる女性オペレーター
“お金を借りる”と聞くと銀行や消費者金融をイメージする方が多いかもしれませんが、実は国や地方公共団体・専門機関でも融資を行っております。
これを「公的融資」と呼び、生活に行き詰った方のセーフティーネットや経済活性等の役割を果たしています。
こちらは公的融資の記事をまとめた目次ページになりますので、気になる記事へとお進みください。

公的融資とは?

公的融資とは、国や地方公共団体(都道府県や市区町村)又は法律で認められた機関や団体が貸主となり、主に何らかの理由によって民間企業を利用できない方や社会的弱者となりやすい方を対象に融資する制度です。
民間企業に比べて金利が低く、中にはなんと“無金利”のプランもあります。
「なんでそんなことが出来るの?」と気になった方は、まずは制度の仕組み・概要・目的等についてチェックしてみましょう。

審査は厳しい?

低金利」「長期借入が可能」といった好条件が魅力の公的融資ですが、審査に落ちてしまっては本末転倒です。
“社会的弱者の救済”という観点を持つ公的融資では民間企業とはまた違った審査基準を設けており、申し込む融資によって要件や審査内容が大きく異なります。
まずはどのような点を調査されるのかについて知っておきましょう。

入金までどのくらいかかる?

公的融資は、法令や行政内部規範・習慣に則って融資の可否が決定されますので、手続きが厳格であり、民間と比べて審査期間が長くなる傾向にあります。
多くの方が利用できる反面、すぐにお金が必要なシーン等では高いパフォーマンスを発揮できない可能性があり、予めどのくらいの期間が掛かるかを把握しておかねばなりません。

どのような書類が必要?

当然ですが、消費者金融や銀行等の民間企業と同様に、公的融資も申込時に一定の書類を提出する必要があります。
内容は民間企業と概ね変わりませんが法令に則って書類を用意する必要がありますので、しっかりと揃えなければ申請そのものを受け付けてもらえません。
まずはどのような書類が必要になるのかを確認しておくことをお勧めいたします。

各種制度の詳細・概要

公的融資には「個人向けor企業向け」「短期or長期」「都道府県or市区町村」といったように、様々な分類・種類が存在しています。
現在の状況に於いてどのような融資が利用できるのか、是非確認してみてください。

個人向け公的融資
生活福祉資金貸付制度 住宅支援給付 緊急小口資金貸付 求職者支援資金融資制度 年金担保貸付 母子福祉資金貸付
事業向け公的融資
事業資金向け制度一覧
ファイルを抱えるビジネスウーマン
条件がマッチすれば高いパフォーマンスを発揮するのが公的融資の特徴です。
民間企業の審査に落ちてしまった
銀行や消費者金融は金利が高すぎる…
といったお悩みを抱えているのであれば是非検討してみてはいかがでしょうか。
監修者のイメージイラスト
監修者情報
木村 秀幸
ファイナンシャルプランナー2級・宅地建物取引士・行政書士・商簿記2級保持者。士業系事務所勤務の経験を活かし、数多くの金融系サイトの監修・執筆を手掛けた実績を持つ。