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借金をする人の心理

「借金だけは絶対にするな」
親や人生の先輩からこのように言われた事はありませんか?
その場しのぎ、意味のない借金はただ利息の負担を背負うだけで、最終的には必ず生活を圧迫します。
お金がどうしても足りなくなった時に、家族や友人・知人にお金を借りるよりも、消費者金融などから借入をした方が周りに迷惑をかけないで済む、と考える人は多いかもしれません。たしかに表面上はそうかもしれないです。
しかし、それは大きな間違いです。一度の借金をきっかけにそれがクセとなり、様々な弊害をもたらします。
借金繰り返してしまう人の心理について解説いたします。
「今回だけ」、「すぐに一括返済する」

借金をする人の大半は、「今回だけ」「すぐに返せば問題ない」など都合の良い理由で無理やり自分を納得させるような傾向があります。
もちろんそんな当初の決意は、状況が苦しくなればすぐに崩れ去り、一度覚えた借金の味を忘れられずに借り入れ金額をどんどん膨らませていきます。
そもそも意志の強い人は借金をしない、これに尽きます。
借金には中毒性があり、一度癖が付くと簡単に断ち切るのは難しくなります。
借入を繰り返しているうちに自分の中でのハードルはどんどん下がっていき、次第に借金をすることへの後ろめたさなどは消え、それが当たり前になっていくのです。
都合の良い展開を考える

・ギャンブルで次は必ず勝つから、すぐに返済できる
・今の仕事を続けていれば、昇給や出世で収入も増えて安定するから大丈夫
こういった根拠のない自信を持ち、借金する自分を正当化します。そして大抵の場合、考えた通りに事は進みません。
ギャンブルで必ず勝てる根拠などどこにもないですし、仕事だっていつ失うかわからない世の中です。
こうして想定が狂ったときに返済が回らなくなり、返済のための借金をするようになるといよいよ負のループから抜け出せなくなります。
借金は悪い事だと思えなくなる
借金はなるべく避けるべきものであり、それでもどうしてもお金が必要で借入をする時は、相応の危機感を持たないといけません。
しかし、実際に借金をする人ほど、その危機感に欠けており、開き直っている事が多いです。
客観的に見れば明らかに危うい状況であるにも関わらず、本人はなぜか楽観的。実際に危機に瀕して気付いた時には手遅れな状態となっていることが多いです。
こういった最悪な状況を避けるためには、周りの協力も必要です。
もし自分の周りに借金をしている人がいたら、面倒でも諭してあげるのが優しさです。
まずは借金をすることの危険性など、多大なデメリットを本人に自覚させることが大事です。