成功事例紹介~
財務コンサルティング
アクセルファクターでは、ファクタリングだけではなく財務・事業資金に関するご相談・コンサルティングも承っております。
そのため、事業資金不足をファクタリング等で解決しつつ、今後キャッシュフローを停滞させないためのアドバイス、財務状況をより改善させるための指南等を同時に行うことが可能です。
財務コンサルティングの成功事例を以下の通りご紹介いたしますので、キャッシュフローが安定しない・根本的な財務改善を考えているという経営者様はぜひご参考ください。
事例 1土木工事業の事例
大手建設会社から公共事業等の大規模工事を請け負うH社様からのご相談です。
H社様のメイン取引先は大手建設会社ではあるものの、依頼業務の利益率が低く、長期に渡って赤字体質から脱却できずにいました。
さらに、今般の人件費・材料費の高騰によって、ついに債務超過にも陥ってしまったそうです。
金融機関からの調達は厳しい状態にある上、社長自ら財務を担うも現場管理との両立が十分にできていない状態が続いていました。
土木工事業・H社様
業種 | 建設業 (土木工事) |
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売上高 | 年商10億 |
従業員数 | 30名 |
所在地 | 福岡県 |
中期の事業計画によって財務を改善
今件では財務・ビジネスのデューデリジェンス(貸借対照表・損益計算書・キャッシュフロー計算書の分析)を実施し、財務状況や税務上の問題点を把握した上で中期の事業計画を策定しました。
同時に、金融機関への返済猶予の支援を実施した上で、直近で必要なの運転資金をファクタリングにて確保。無事資金繰りを安定させることができました。
また、部門ごとの収支を明らかにし、赤字部門の利益改善にも成功。さらには遊休固定資産の売却によってバランスシートもスリム化しています。
現在は債務超過も解消され、順調に事業を拡大しているようです。
当初はファクタリングのご相談でしたが、ファクタリングだけでは根本的な解決には至らないと判断し、ファクタリングと併せて財務コンサルティングを提案させていただきました。
今回は現在の財務状況を評価してリスクを特定すると共に、今後のキャッシュフロー・損益予測と資産・負債を基に事業計画を策定。
事業資金が不足している間はファクタリングによって現金を確保し、少しずつファクタリングする量を減らすことで無理なく資金繰りを改善できました。
事例 2非鉄金属加工業
K社様は創業50期を迎える非鉄金属加工業の会社です。
自社工場にて非鉄金属の製造・加工しており、長きに亘って日本のビジネスを支えてきた中小企業ですが、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けて利益が激減。
金融機関の支援のもとで最新設備を導入するも、円安に伴う材料費の高騰によって利益改善に至らず、3期連続の赤字決算となってしまいました。
非鉄金属加工業・K社様
業種 | 製造業 |
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売上高 | 年商20億 |
従業員数 | 60名 |
所在地 | 愛知県 |
損益の見直しを実施
今件では主にP/L改善(商品別の売上・利益を明らかにし、仕入れルートの見直し)を実施しました。
利益構造を可視化し、よい分かりやすくしたことで、取引先と単価交渉がしやすくなり、延いては複数の取引先との単価アップを実現。
黒字化できる商品とそうでない商品が明確となり、選択と集中によって黒字回復へと至りました。
今件は、まさに自社では気付くことができなかった視点からのアドバイスによって黒字に転じた事例と言えます。
長く経営を続けていると「黒字化できる商品」「赤字を生んでいる商品」が分からなくなってくるものです。
第三者の言葉に耳を傾けることが呼び水となり、一気に黒字化したという事例は決して珍しくはありません。
自社で様々な改善策を実施しているが、効果が今ひとつ…というケースであれば、ぜひ一度アクセルファクターの財務コンサルティングをお試しください。
成功事例紹介~
税金や社会保険料納付の猶予
ビジネスをする上で各種税金の問題は避けられません。
中には損益に拘わらず発生する税金(固定資産税や法人事業税の均等割りなど)もあり、事業資金の枯渇によって納付ができなくなってしまうケースも多く見られます。
また、社会保険料(健康保険料、介護保険料、厚生年金保険料)についても損益に拘わず納付が必要となるため、しっかりと確保しておく必要があります。
以下は税金や社会保険料の納付ができなくなってしまった経営者様からのご相談及びアドバイス・納付の猶予をサポートさせていただいた事例です。
事例 1軽貨物運送業
埼玉県内において、軽貨物運送を営んでいるO社様。
自社保有の車両を用いており、新型コロナウイルスの感染拡大前は堅調な黒字体質の企業でした。
しかしながら、今般の燃料油脂費及びドライバー確保難による人件費の高騰により、社会保険料の納付を猶予(2年間)せざるを得ない状況に。
猶予期限を過ぎたものの猶予分の支払をできるほどの利益と貯蓄がなく、どのように改善してゆけばよいものかと、今回ご相談くださりました。
軽貨物運送業・O社様
業種 | 運送業 |
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売上高 | 5億 |
従業員数 | 15名 |
所在地 | 埼玉県 |
交渉や資料作成をサポート
年金事務所に対しての分割納付の交渉支援を実施しました。
既に2年間の納付猶予を受けておりましたが、今後どのように納付してゆくのか、綿密な事業計画の策定及びこれらの資料作成を行い、承認を得ることに成功しています。
無理のない範囲で納付を続けることができており、現在では業績も上向きになっているそうです。
前述した通り、社会保険料は赤字でも納付せねばなりません。
健康保険や厚生年金は労働者と企業が半分ずつ負担しているため、赤字状態が続くと当然企業負担分が支払えなくなってしまう可能性があります。
特に運送業は燃料油脂費や人件費に左右されやすいビジネスであるため、まずは分割納付で支出を安定化し、緊急時の資金繰りとしてファクタリングを活用するという改善方法を提案しました。
事例 2太陽光発電設置工事業
東北地方を中心に活動されているメガソーラー設置工事業者様の事例です。
こちらの企業様も、新型コロナウイルス感染拡大の影響によって資材の入荷が大幅に遅延。
その結果キャッシュフロー難に陥ってしまい、前期決算時の税金の納付ができず、さらには金融機関での調達にも影響が出ておりました。
太陽光発電設置工事業・H社様
業種 | 建設業 (土木工事) |
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売上高 | 3億 |
従業員数 | 10名 |
所在地 | 宮城県 |
分割納付の交渉支援
税務署にどのように交渉すればよいか、どのような書類が必要になるのか等をサポートさせていただきました。
納付計画、事業計画の作成と税務署に対しての担保権の提案により、無事長期での無理のない納付予定にて承認を得ることができたそうです。
税金を滞納している状態ですと、原則として銀行から融資を得ることができません。
今件では未納の状態を改善することが急務と考え、分割納付の提案とサポートを実施しました。
また、銀行融資が決済されるまでのつなぎとしてファクタリングを活用し、無事資金繰り改善にも至っています。
成功事例紹介~
資金調達支援
ファクタリングは「つなぎの資金調達」としては非常に優秀ですが、比較的コストが高い資金調達方法となりますので、長期的かつ高額な資金調達には適していません。
まとまった金額を調達したいというケースであれば、ファクタリングで当面の運転資金を確保しつつ、銀行融資や株式発行(増資)等がおすすめです。
アクセルファクターのコンサルティング・サポートによって資金調達に成功した事例をご紹介いたします。
事例 1食料品卸売業
I社様は大手レストランチェーンに、調味料の卸売を行う会社です。
原価の高騰と値上げ交渉の難航により、2期連続の赤字決算となってしまいました。
金融機関に対して融資を交渉するも、経営状況が芳しくなく前向きな回答を得られない状況が続いていました。
食料品卸売業・I社様
業種 | 卸売業 |
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売上高 | 7億 |
従業員数 | 15名 |
所在地 | 大阪府 |
銀行融資決済までのサポートを実施
金融機関(銀行)との面談をシミュレーションすると共に、交渉を円滑に進めるための資料の策定支援を実施しました。
また、銀行融資を受けるにあたって経営にする懸念事項を全て洗い出し、改善までの伴奏型支援を実施。
銀行との度重なる協議の結果、半期の固定費相当の融資実行に成功しています。
金融機関から融資を受けるには、当然ですがしっかりと返済が可能であること、成長する企業であることを証明・アピールしなければなりません。
アクセルファクターでは毎年多くの企業様の経営に携わらせていただいており、経営面にどのような問題があるのか、どのように改善すべきなのかを的確にアドバイスすることが可能です。
問題点の改善と成長力をアピールすることで、銀行融資実行を勝ち取った事例と言えます。
事例 2WEB通販事業
美容系の自社ブランド商品をEC販売している企業様の資金調達事例です。
海外から原材料を仕入れているS社様は、仕入代金の支払から入荷までのサイトが長く、キャッシュフローが停滞しがちでした。
銀行調達を進めるも、在庫圧縮という厳しい条件を提示されてしまい、どのように事業資金を調達すべきなのかを悩んでおられました。
WEB通販事業・S社様
業種 | IT業 (通販) |
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売上高 | 20億 |
従業員数 | 35名 |
所在地 | 東京都 |
出資による資金調達を提案
銀行融資を念頭に置いておられましたが、株式会社であることや今後企業が成長してゆくことを考え、新株発行による資金調達(増資)を提案しました。
延いてはブランド商品の概要と会社の今後の成長性についての資料の策定支援を実施。当社から投資家・パートナーファンドに対して出資プレゼンを行いました。
結果、ブランドの価値と今後への期待の理解を得ることができ、希望額通りの出資に至っています。
当初は「どうすれば銀行融資が受けられるか」というご相談でしたが、S社様は若者から多くの支持を得ている人気のブランドであり、投資家からも賛同を得られると判断し、出資という別の角度からの資金調達方法の提案に至りました。
出資は非常にハードルが高い資金調達方法ですが、今回は見事にマッチしました。