WEB申込み24時間受付中 お電話の方はこちらから0120-077-739

【国際ファクタリング】貿易で利用されるファクタリング

グローバル化が進み、商品の海外輸出戦略を考えている企業は多くあります。そこで重要なのは、取引先の海外企業から安全に売掛金(売上債権)を回収する方法です。国際ファクタリングではこの問題を解決する方法として多く利用されています。ここでは具体的にどのようなサービスなのかメリット、デメリットと共に紹介します。

国際ファクタリングの解説

貿易業の強い味方「国際ファクタリング」

国際ファクタリングは通常のファクタリングと異なり、日本国内の輸出業者(利用会社)、海外の輸入会社(売掛先)、日本国内のファクタリング会社、売掛先の国のファクタリング会社による4社間ファクタリングです。例外的に、海外のファクタリング会社を利用せずに3社間で行う国際ファクタリングもありますが、一般的には上記4社間で行われます。

国際ファクタリングの流れ

国際ファクタリングの流れ<

主な国際ファクタリングの流れは以下の通りです。

①輸入会社に与信調査依頼

国際ファクタリングを利用する輸出会社は、日本国内のファクタリング会社に申込んで、海外の輸入会社の与信調査を依頼します。

②海外ファクタリング会社へ輸入会社の与信調査依頼

その後日本国内のファクタリング会社を通じて、海外のファクタリング会社へ輸入会社の与信調査を依頼します。一般的には日本国内にあるファクタリング会社の海外支社や業務提携を行っている会社に頼むケースがほとんどです。

③与信調査の実施、ファクタリング利用の通知

依頼を受けた海外のファクタリング会社によって与信調査を実施し、輸入先に対してファクタリング利用を通知します。

④売買契約

与信調査に問題がなければ、輸出会社と輸入会社が売買契約を取り交わし、取引が成立します。

⑤輸出船積書類の送付

輸出会社は、輸出船積書類を用意して輸入会社に送付を行います。その際にコピーをとっておき日本のファクタリング会社にも共有します。輸出船積書類として用意する書類は以下の通りです。

・商業送り状
・船荷証券
・保険証券
・検査証明書など

⑥代金の支払い(輸入会社⇒海外のファクタリング会社)

輸入会社は代金支払日に海外のファクタリング会社に代金の支払いを行います。

⑦代金の支払い(海外のファクタリング会社⇒日本のファクタリング会社)

海外のファクタリング会社を通じて日本のファクタリングへ送金します。

⑧代金の支払い(日本のファクタリング会社⇒輸出会社)

最終的な代金は日本のファクタリング会社によって支払いが行われます。

国際ファクタリングが利用される背景

海外の企業を相手にする貿易業は、日本国内の会社を相手にする場合よりも注意すべき点があります。言葉の壁や契約トラブルは代金の回収がスムーズに行われない主な原因です。また万が一訴訟になった場合は、手続きを進めるうえで多くの労力が必要となります。

そのため代金の回収リスクを回避し、確実に代金を回収するために国際ファクタリングが利用されるようになりました。

信用状取引との違い

これまで海外への輸出には、主に信用状取引が利用されてきました。しかし、信用状取引には、輸出企業の与信を基に「信用状の開設」が必要となるため、与信が十分でなければ信用状取引が行えません。

また、信用状取引では、銀行間の書類の受渡しに時間がかかるため、迅速な決済が困難です。ほかにも書類不備を修正するためには多くの時間を要します。しかし国際ファクタリングでは、日本と海外のファクタリング会社が協力してサービスを提供するため、手続きが簡略化でき、決済も迅速に行えます。

国際ファクタリングのメリットとデメリット

ここでは国際ファクタリングのメリットとデメリットを紹介します。貿易業でのリスク回避において万能な国際ファクタリングですが、どのような特徴があるのか確認してみてください。

国際ファクタリングのメリット

主な国際ファクタリングのメリットは以下の通りです。

与信審査が行える

ファクタリングの性質上、取引先の与信審査をファクタリング会社が行うため、自社で与信調査ができない中小企業にとってはメリットとなります。そのため取引再相手を見極める方法としても効果的です。

売掛金が確実に回収できる

国際ファクタリングを利用すれば支払いが保証されるため、売掛金を確実に回収することができます。また輸入会社が支払期日までに支払いを履行しなかった場合でも、ファクタリング会社による保証が受けられます。

手続が迅速で容易

信用状にかかる輸出船積書類のやりとりを自社で行う必要ないため、信用状取引と比べて手続きが早く、容易に行うことができます。場合によっては与信調査に時間がかかりますが、その後の処理は比較的スムーズです。

国際ファクタリングのデメリット

ここでは国際ファクタリングのデメリットを紹介します。メリット併せて確認してみてください。

輸入会社の承諾が必要

国際ファクタリングは、一般的に4社間ファクタリングになるため、国際ファクタリングを利用するために輸入会社の承諾が必要になります。場合によっては利用できないケースも考えられるため、事前に要件を確認しておくことが大切です。

カントリーリスクはカバーされない

国際ファクタリングでカバーされる売上債権は、資金繰りの悪化といった与信に関する内容が対象です。そのため、国際問題や戦争のようなカントリーリスクや時価の下落などによる未払いはカバーの対象にはなりません。

輸出会社が費用を負担

国際ファクタリングにかかる手数料や与信調査料、諸費用の支払いは、国際ファクタリングに申し込んだ輸出会社が負担することになります。

取扱いファクタリング会社が少ない

国際ファクタリングの性質上、海外支社がある場合や外国に提携先がなければ国際ファクタリングサービスを行うことができません。したがってファクタリング会社の選択肢が限られるため、利用したい会社がある場合は、取り扱っているかどうかを確認する必要があります。大手銀行系列のファクタリング会社であれば参加しているケースが多いため、会社選びの参考にしてみてはいかがでしょうか。

資金調達BANK アクセルファクター