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ファクタリング型ヤミ金業者の逮捕事例と業者を見分けるポイント

ファクタリング会社は大多数が健全な運営をしているものの、法律による制約が少ないため参入障壁が低く、それにより少数のヤミ金業者が紛れ込んでいます。ファクタリングを行うヤミ金業者は、すでに逮捕された事例が複数あります。 ファクタリングでヤミ金業者が逮捕された事例を紹介します。

ファクタリングを装ったヤミ金業者逮捕事例

ファクタリングは法的規制が緩いといっても「なんでもあり」ではありません。実際に偽装ファクタリングによりヤミ金業者が摘発・逮捕された事例もあります。悪質業者の手口を知り、実際にファクタリングをする際に同じような手口に引っかからないようにしてください。

事例1:ファクタリングを偽装し、実質的には売掛債権を担保に融資を行い高利の利息を得ていたケース

A社とB社は、ファクタリングを装い、実質的には売掛債権を担保に高金利で金を貸し付けていたとされ、出資法違反(超高金利)容疑で摘発されました。

3億円の融資に対して1億円の利益を得ており、30%超の利息を課していたことがわかります。ファクタリング手数料の相場は、3社間ファクタリング5%以下、2社間ファクタリング10%~20%となっているため、明らかな暴利です。

債権買い取り装い高利貸し 大阪府警、東京の2業者8人を逮捕|産経WEST
https://www.sankei.com/west/news/170125/wst1701250088-n1.html

償還求償権付きの契約を結ばされることがある
その場合、売掛債権を回収できないリスクを自分が負うことになる

ファクタリングは売掛債権の譲渡なので、債権譲渡契約をすれば債権回収義務もファクタリング会社に移るはずですが、償還請求権付きの契約をさせられて、結局債権者が回収義務を負うケースが増えてきています。

通常の契約と償還求償権付きの契約の違い

ファクタリングは本来、貸し倒れリスクも併せて譲渡できるからこそメリットがある資金調達方法です。償還請求権付きの契約は、そのメリットを帳消しにしてしまいます。

これは超高利融資と実質同じであり、「偽装ファクタリング」として東京弁護士会などが規制を求め、検察庁等に意見書を提出しています。

偽装ファクタリング業者に対する適切な規制を求める意見書|東京弁護士会HP
https://www.toben.or.jp/message/ikensyo/post-580.html

事例2:実質貸金業でありながら法定利息の13倍~47倍の違法な利息を課していたケース

C社はファクタリング業者を偽り、融資先に法定利息の50倍近い利息を課したことで、出資法違反容疑で社長ら11名が逮捕されました。また、実質的には売掛債権を担保にした融資でありながら、貸金業法の登録もなかったため、貸金業法違反でも摘発されています。

反社会的勢力ではなく、悪質なコンサルティング会社が行っていたのも特徴で、ファクタリングはお金さえあれば参入できてしまうという、デメリットの部分が表れてしまった事例になります。

債権の買い取り装いヤミ金営業容疑 社長ら11人逮捕へ|朝日新聞DIGITAL
https://www.asahi.com/articles/ASM9T32W3M9TUDCB001.html

事例3:給与ファクタリングと称して貸し付けを行っていた業者が逮捕されたケース

ファクタリング業者として無登録で賃金業を営んでいた業者が、給与ファクタリングと称して男性2人に6回にわたって計20万円を貸し付けていたとして、貸金業法違反の疑いにより逮捕された事例です。給与ファクタリングを賃金業とみなして摘発したのは、これが全国初です。

この事件の裏には、新型コロナによる仕事の減少も大きく影響。ブラックでも良いからお金を借りたいという利用者が集い、そこを付け込まれた事例となります。利息は年利で見ると法定の20%の80倍以上にも上りました。

給与ファクタリングは「ヤミ金」 大阪府警が全国初摘発|ITmedia ビジネスオンライン
https://www.itmedia.co.jp/business/articles/2007/30/news050.html

<逮捕事例からわかること>

貸金業許可があっても実質的に融資の場合、年利で計算される
年利換算で上限金利の数倍であってもヤミ金が逮捕されるケースがある
出資法(超高金利)や貸金業法違反で摘発されやすい

ファクタリング型ヤミ金の判例

ヤミ金業者がファクタリングを称して、実質高利の融資を行っていることについて裁判になり、判例も出ていますので解説します。

【裁判の概要】

ヤミ金が「給与ファクタリング業者」を名乗り、個人に対して7万円の債権を4万円で買取る(手数料40%超)ファクタリング契約をして、期日(4日後)に個人が支払えなかったことに対して、「ファクタリング業者」が支払いを求めて個人を訴えたケース。

【判決】

原告の訴えを却下(「ファクタリング業者」の負け)。

【判決】【理由の要旨】

これは債権買取のファクタリングではなく融資、貸付である
原告はファクタリング業者ではなく貸金業者に該当する
貸金業だとすると、今回のケースは年利1840%に相当する
この金利は違法であり、むしろ原告(「ファクタリング業者」が刑事罰の対象である)
そんな不当な請求は認められない

出典:給与ファクタリング 無登録業者認定 契約無効 刑事罰の対象!!|一般社団法人 日本ファクタリング業協会HP
http://www.j-factoring.or.jp/15851843641621

ヤミ金が行う「ファクタリング」は、特定商取引法、貸金業法、出資法、犯罪収益防止法等に該当するケースが多く、実質貸付の形態です。金融庁もファクタリングを偽装した貸金、ヤミ金について注意喚起をしています。

給与の買取りをうたった違法なヤミ金融にご注意ください!|金融庁HP
https://www.fsa.go.jp/ordinary/chuui/kinyu_chuui2.html

給料ファクタリングのトラブルが発端になっていますが、事業用のファクタリングでも同様の問題が起きており、消費者問題に強い弁護士などが対応に当たっています。

ファクタリング型ヤミ金業者を見分けるポイント

健全なファクタリング業者と、悪質なファクタリング型ヤミ金業者(実質高利貸し)を見分けるポイントを紹介します。見分けるポイントは以下の3つです。

手数料が高い
契約書がない
悪質な取り立て

手数料が高い

健全なファクタリング業者と、悪質なファクタリング型ヤミ金業者(実質高利貸し)を見分けるポイントを紹介します。見分けるポイントは以下の3つです。

【ファクタリング手数料の相場】

3社間ファクタリングの場合:5%以下
2社間ファクタリングの場合:20%以下

上記がファクタリング手数料の相場です。相場に対して手数料が異様に高い場合、ファクタリング型ヤミ金業者を疑ってください。

契約書がない

通常ファクタリングは、売掛債権の譲渡契約なので契約書を取り交わします。ファクタリング型ヤミ金業者は契約書の内容に瑕疵があることが多いのですが、そもそも口約束で契約書自体がない場合、さらに悪質度が高く、ヤミ金融である可能性が非常に高いです。

悪質な取り立て

通常取り立ては、「催促⇒督促⇒内容証明での催告⇒法的措置」と進みます。ファクタリング型ヤミ金業者はこの過程を無視し、いきなり直接的な圧力をかけます。

電話攻勢、家の前で待つ、脅迫めいた言動、暴力、監禁等。また、そこまでのいかなくても、法的手順に則らない、心理的なプレッシャーをかけていく取り立て手法をとる業者は、ヤミ金の可能性が高いです。

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