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売掛金の損害保険、売掛保証2つでリスクマネジメント

売掛金の入金が遅れてしまった場合、遅延損害金を受け取ることができますが、相手が倒産してしまうとそれも含めて回収は不可能になります。もし相手が倒産などで回収不能になってしまった場合のリスクヘッジ方法はあるのでしょうか?
ここでは売掛金の回収不能時の対策について考えます。

売掛金の損害保険

取引信用保険と売掛保証(保証ファクタリング)の比較

  取引信用保険 1社のみも可能
加入相手 包括的、原則全社 1社のみも可能
保証金額 圧縮、減額され全額ではない(80%~90%) 100%保証され支払われる
保険料、手数料 債権額の約3% 債権額の10%~20%
支払い審査 厳しい やや緩い
取引先への通知 なし 3社間ファクタリングの場合あり
信用調査 あまりしない しっかり行う
個人事業主 加入可能 加入できないものもある

取引信用保険は、加入時の審査は緩いですが、支払い時の審査が厳しく、保険金が出ないケースもあります。売掛保証は逆で、加入時信用調査をしっかり行いますが、100%保証されることが特徴です。

自社の売掛金リスクをどのように評価するかで、どちらに加入するかが変わります。

売掛金の回収リスクを解消する方法1:取引信用保険

・保険料を納付することで回収不能時に保険金を受け取れる

・保険金は回収不能額全額ではなく8割程度

・取引先全部加入しなければならないなど負荷があるかも

売掛金の回収リスクを解消する方法として、まず「取引信用保険」から確認していきましょう。

取引信用保険とは

取引信用保険とは、取引先の貸倒れ発生時に保険金が支払われる保険サービスです。保険料を積み立てていくことにより、倒産や経営悪化によって売掛金回収不能になった際に保険金を受け取ることができます。

しかし将来起こり得るリスクへの対応は可能なものの、売掛先の経営が明らかよくない場合や問題がありそうなケースは取引信用保険の適用外となるケースもあります。これは持病のある人が生命保険に入りづらいように、すでに問題のある取引先への保険は高リスクと判断されるからです。

取引信用保険は原則として所有する売上債権全部を保険に入れます。A社~C社、3社と取引がある場合は、3社分すべて加入することになるので注意してください。また20~30社と取引している場合は、大きなところから15社分といった選択も可能です。

取引信用保険の一般的な料率

・信用取引保険の保険料率は3%程度が平均的

納付保険料は、「付保売上見込額 × 保険料率」となります。この付保売上見込額とは、売掛金の年間見込額です。保険料率は3%が平均となっており、中には1%~2%台のものもあります。

たとえば売掛金見込みが1000万円であれば、保険料は1000万円×3%=30万円 が相場です。売掛先からの回収が不能になった場合は、保険金が支払われますが、売掛保証と違って、100%保証されるわけではありません。

保険金は免責金額と縮小率で圧縮され、全額の保証とはなりません。保険料が売掛保証(保証ファクタリング)と比較して低いものの、いざとなったときの保証金額もやや少ないということになります。

売掛金の回収リスクを解消する方法2:売掛保証

・売掛金が回収できなかった際に100%保証される

・個別の取引先、債権ごとに加入できる

・売掛先に対して信用調査をしてくれる

・手数料は高い

売掛金の回収リスクを減らす方法として、「売掛保証」があります。これは別名「保証ファクタリング」と呼ばれているもので保険金と似ていますが、ファクタリングの仕組みを利用していることが特徴です。

売掛保証(保証ファクタリング)とは

通常ファクタリングは急な資金需要に対応するために行います。たとえば自社の資金繰りに問題なくても、売掛先の経営の悪化状態といった取引先としてリスクがあるケースなどです。また倒産リスクだけではなく、売掛金の支払いが遅延するなど回収ができないリスクも想定されます。

売掛保証(保証ファクタリング)は、債務を不履行するリスクを回避するため、ファクタリング会社に「保証料」のような形であらかじめ手数料を支払っておきます。

そして、何らかの理由で回収不能になった際に、ファクタリング会社が債権者(申込人)に保証額(通常100%の満額)を支払います。そのため100%売掛金が戻ってくる保険だとイメージしやすいでしょう。

さらに、ファクタリング会社は売掛先企業の信用調査を行うことも特徴です。この信用調査によって、手数料率やそもそも売掛保証の可否が決まります。その際に信用がないと判断された売掛先の売掛金は、ファクタリングができません。

そのためファクタリング会社は信用保証協会や保険会社のような役割を担います。売掛保証(保証ファクタリング)を行える会社は、信用度が高い上場企業のファクタリング会社です。また、売掛保証を行う会社も高い知名度と信用が求められます。

したがって売掛保証(保証ファクタリング)は、有名企業の大口契約のリスクヘッジ手段として利用されています。なお手数料率は売掛債権金額の10%~20%%が相場と言われています。

売掛保証のメリット・デメリット

売掛保証(保証ファクタリング)のメリットとデメリットは以下の表の通りです。

メリット デメリット
回収不能リスクが回避できる 売掛先が倒産等しないと現金化されない
与信調査、信用調査をしてくれる 信用がない取引先は保証できない
手数料が安く100%保証 売掛金の総額がある程度必要

売掛保証の大きなメリットは、ファクタリング会社が相手の信用調査をしてくれる点です。これにより、本当に売掛金で取引してよい相手なのかがわかります。何かあったときに売掛金を100%保証してくれるのも大きなメリットです。

一方で、ある程度の規模がある大きな取引にしか使えず、中小企業や個人事業主のリスクヘッジの方策として使えないケースもあります。そもそも、売掛保証ができる会社は倒産などまず起きないということもあり、保険的な意味合いが強いかもしれません。

売掛保証が活用される背景

信用取引保険ではなく売掛保証(保証ファクタリング)のほうを選ぶ理由としては、自社が積極的に事業展開したい場合、リスクヘッジに加えて、信用調査を無料でしてくれるため、コストパフォーマンス高いことがあげられます。

また相手の企業に信用があることは、大口取引に踏み切る際には重要な要素です。売掛金が少額ならば、回収不能でも諦めがつくかもしれませんが、大口のプロジェクトの場合は何かあればトラブルにもなりかねません。

そのため、信用調査+100%保証の売掛保証(保証ファクタリング)をつけることで、多少手数料がかかってもリスクヘッジをすることができます。

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