個人事業主のファクタリングがNGになりやすい理由とは?

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個人事業主のファクタリングは企業のファクタリングとは異なり、NGになりやすいものです。個人で仕事をしていて、資金調達に困った際にはどんな対策があるのでしょうか?

個人のファクタリングが難しい理由とファクタリング審査を通りやすくするコツを紹介します。

個人事業主のファクタリングが難しい理由

個人事業主のファクタリングは、一般的に難しいと考えられています。多くのファクタリング会社では、個人事業主の持つ売掛債権の買取を行っていません。

また、個人事業主相手の商売によって発生した売掛債権も同様に使えないことが多くなります。ファクタリングでは、なぜ個人事業主に対して厳しいのか、その理由を解説します。

個人事業主の信用性

個人事業主は、法人とは違って社会的信用度が低くなります。個人事業主でも、真面目に仕事をしていて、健全な経営を行っていれば、赤字企業より高く評価されてもいいと思われるかもしれません。

それでも、個人事業は法人と比べると信用されにくいのが実情です。個人事業主の信用性が低いのは、以下の2点が関係しています。

登記の必要がない

個人事業主が法人よりも社会的信用を得られないのは、登記の必要性がないこと、規模が小さいことが多く経営の安定性が低いことが挙げられます。

登記とは会社(法人)を設立するために必要な手続きであり、所在地や事業の目的、資本金などを法務局に登録することです。会社の信用の明らかな裏付けとなり、登記簿を確認することで信用性を測ることができます。

しかし、個人で事業を行う際には、登記の必要はなく開業届のみで始められます。そのため、登記簿のような信用性を測るものがなく、信用調査が難しくなります。

規模が小さく不安定

信用性が低いのは、規模が小さいことも関係しています。個人事業主は、企業と比較して小規模な事業が多く、ちょっとした売上の減少や費用の増加に耐えられず、資金ショートする恐れがあります。

個人事業主は開業届を出すだけで始められますが、法人化するためには最低でも登記費用がかかります。また、法人になると法人税がかかりますが、その仕組み上、売上が多くないと節税効果が得られません。そのため、おのずと個人事業主は規模が小さく、法人の方が規模が大きくなりやすいのです。

株式会社も資本金1円から設立できるようになりましたが、登記の費用や手間を考えたら、理由なく法人化する個人事業主は少ないと言わざる得ません。そのため、個人事業主は規模の面で法人より低く見られてしまいます。

売掛債権や取引先の信頼性

個人事業主は、確かに法人と比べたら事業の信用性は低いですが、ファクタリングでは売掛債権の質が重んじられます。そのため、個人でも法人でも売掛債権で判断すれば良いはずです。ところが、売掛債権やその取引先の信頼性においても、個人事業主は法人よりも不利なことが多くなります。

前述の社会的信用度や事業の規模によって、個人事業主は売掛債権や取引先の信頼性も法人より低く見られることがあります。個人事業主の場合、その社会的信用によって上場企業との取引が難しいことも多いものです。上場企業は与信調査で取引相手を厳しく選んでいるためです。

そのため、個人事業主の取引相手となるのは、信用度の高い上場企業ではなく中小企業や、同じく個人事業主です。ファクタリングでは、個人の債権や信頼性の低い債券は審査で落とされやすいため、売掛債権の内容でも個人事業は不利になりやすいのです。

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ファクタリング業者の審査

そもそも、ファクタリング業者の多くは、個人事業主の持つ売掛債権のファクタリングにはあまり積極的ではありません。なぜなら、個人事業主の売掛債権は金額が小さく、取引先の安定性も大企業には劣ることが多いためです。

そのことから、ファクタリング業者の中には、最初から個人事業主のファクタリング利用をNGにしているところもあります。また、個人事業主OKのファクタリング会社でも、個々の債権の審査を行い、そこで条件が合わないと断られることもあります。

ファクタリング業者では、額面や売掛先の信用性などで売掛債権の審査を行います。個人事業主を受け入れている場合でも審査の状況次第で利用できないことは多いものです。

個人事業主がファクタリングの審査OKにするポイント

個人事業主はファクタリングを利用できる業者が少なく、いざ資金調達をしたいと思っても上手く進まないことも多くなります。それでもファクタリングを利用したいなら、審査を通過しやすくすることが必要です。個人事業主がファクタリング審査を通るためのポイントを紹介します。

まとまった売掛債権であること

個人事業主がファクタリングを有利に進めたいなら、売掛債権はできるだけ大口であることが望ましいでしょう。個人事業主の持つ売掛債権は少額の場合が多く、下限金額を設定している業者には断られてしまうことがあります。

大きな額の債権の方が審査などに生じる手間は同じなのに、一度に高い手数料を手にできるため、業者側にとって大口の債権の方が魅力的です。そのため、個人事業主でもまとまった額の売掛債権であれば審査が有利になる可能性があります。

また、まとまった額の売掛債権の方が、利用者側にとっても手数料のコスパが良くなります。少額すぎると高い手数料を取られて、一時的には現金を手にできても経営状況にあまり良い影響を与えないかもしれません。

優良債権であること

ファクタリングで業者側が怖いのは、債権回収できないリスクです。ファクタリングでは、売掛債権は業者に買い取られるため、貸し倒れリスクも業者側に移ります。そのため、審査では売掛債権がきちんと現金化されるかどうかを慎重に見極められます。

取引実績が長く、経営状態も安定している取引先、社会的信用もある取引先の売掛債権なら、現金化の可能性も高いため、審査も有利に進みやすくなるでしょう。

経営状況がわかる書類がまとまっていること

ファクタリングで重視されるのは、売掛債権と売掛先の経営状況ですが、利用する個人事業主自身の経営状況もチェックされます。特に2者間ファクタリングでは、一時的に売掛金は利用者側に入り、利用者自身が業者に入金します。そのため、利用者から現金を回収できないリスクを回避するため、利用者自身の経営状況も調べるのです。

提出書類がまとまっていれば、審査もスムーズに進みます。また、個人事業主でもきちんと財務諸表を作成しておくことで、業者からの評価も高くなるでしょう。準備したいのは、決算書や税務申告書などで、目安としては3年分ほどあると良いです。

事前に売掛金に関する書類を用意すること

ファクタリングを受けるなら、売掛金に関する書類は最優先で準備しておきたいものです。基本となるのは、売掛債権が本当に発生していることを証明する書類です。また、さらにこれまでの取引、入金の記録なども必要となります。

売掛債権の証明としては、請求書や契約書、入金の記録としては通帳を提示すると良いでしょう。書類が一部欠けていると信憑性が疑われ、反対に十分揃っていれば信頼性が上がり、ファクタリング審査も通りやすくなります。

アクセルファクターは個人事業主のファクタリングもOK

個人事業主のファクタリングは、企業と比較して厳しく審査され、利用不可と判断されることも多いもす。しかし、柔軟な審査を行えるファクタリング業者であれば、個人事業主も受け入れられる可能性は高くなります。

アクセルファクターは、個人事業主や少額な売掛債権のファクタリングも積極的に取り組んでおります。豊富な実績に基づき、他社では難しい売掛債権にも柔軟に対応します。手数料も2%~とリーズナブルに設定され、少額からでも安心して使えるファクタリング会社です。